学生による早稲田のスポーツ応援プロジェクト「ワセダウィルウィン」は終了しました。現在はアーカイブとして公開しています

学生による早稲田のスポーツ応援プロジェクト「ワセダウィルウィン」は終了しました。過去のサイトはアーカイブとして公開しています

アーカイブ(PC用サイト)

ワセダウィルウィンとは2019/04/17 更新


プロジェクト終了のご挨拶

ワセダウィルウィンは、2000年11月、「スポーツを通して、スポーツのために、早稲田のスポーツに関わるすべての人を繋ぐ」ことを目指して早大生有志が設立したプロジェクトです。学内のメディア系学生団体で中心的に活動していたメンバーと、学生アスリートのメンバーが力を合わせ、Webサイト「WasedaWillWin.com」や雑誌「Start!」などを制作。インターネット普及初期である当時、先駆的な活動として様々な方々から評価をいただきました。

立ち上げ以来、代を替えながら継続してきたWebサイトは2016年に更新を終了しましたが、それまでの間、取材・イベント・記事制作などを通じて微力ながら早稲田のスポーツに関わり続けてきました。

最終企画《平成最後に「早稲田のスポーツ」を語ろう》は、このプロジェクトの終了への「ラストワンマイル」という意味を込めて、卒業生有志によって総括として制作されたものです。同時に、創立以来2016年まで更新を続けてきたホームページは、その履歴を記録すべく「アーカイブ(書庫)」という扱いにしてWeb上に保存し、ワセダウィルウィン・プロジェクトの終了とさせていただきました。

ワセダウィルウィンのメンバーは、大学卒業後、メディア等の有力企業をはじめとする様々なフィールドで活躍・奮闘を続けています。学生時代の活動は、私たちのなかに、今も貴重な財産として生き続けています。

早稲田大学のスポーツの歴史と、選手をはじめとする多くの関係者のみなさま、そして早稲田のスポーツを愛し・早稲田のスポーツから学び・早稲田のスポーツを応援する全ての方々のおかげで、私たちは学生時代に貴重な経験をさせていただきました。また、早稲田大学の教職員の皆様と学生文化に支えられて、様々な方々のご協力のもとにこの活動を行うことができました。プロジェクト終了にあたり、改めてみなさまにお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

大学生活で得られるチャンスには様々なものがあり、スポーツや学生団体の活動も、そのチャンスの一つです。私たちの学生時代においては、独自の雑誌やWebサイトというのが、そのチャンスを生かせる一つの形でした。私たちの活動はこれで幕を閉じますが、これからも早稲田のスポーツや学生活動を通じてまた新しい「何か」が生まれることを、心から願っています。

2019年(平成31年) 4月
ワセダウィルウィン
ラストワンマイル編集委員会
(TEXT = Keita SUZUKI)


活動理念

我々WasedaWillWin Projectは、
スポーツを通して、スポーツのために、早稲田のスポーツに関わるすべての人を繋ぎます。
(unite the sports, by the sports, for the sports)

WasedaWillWin Projectは上記の理念の実現を目指す、主体的なメンバーによって構成されています。早稲田のスポーツを体感し、考え、伝え、そして繋ぐ。我々は常にそのためのベストのアプローチを模索・創造しながら、着実かつ柔軟な活動を行なっていきます。


創立理念

スポーツ、そこではたくさんの出会いが生まれます。対戦相手、チームメイト、観戦仲間、あこがれの選手、ライバル。誰もがスポーツをとおして誰かと出会っているはずです。体育の授業で、試合で、テレビで、観客席で。

私たちもスポーツをとおして出会いました。

早稲田大学に存在する数々のメディア。出版、新聞、Web・・・。それぞれの場所で、さまざまな情報をいろんなかたちにデザインしてきた私たち。私たちも、「早稲田のスポーツ」のもと出会いました。スポーツが好き、ぜひスポーツを取り上げたい。さまざまな気持ちと技術が一つになりました。そして今、一つの出合いが相乗効果を起こし、新しいスポーツメディアを誕生させました。

一つのプレーにスタジアムが揺れる。スポーツの会場で感じられる最高に気持ちのいい瞬間。それは、そこにあるすべての存在、選手、観客、審判、芝、ボール、スタジアム。すべてが一つになって共振した瞬間ではないでしょうか。たくさんの人の個々に違った楽しみ方、立場、気持ち。スポーツは、そんなそれぞれに自由なものを一つにつなぎとめます。早稲田に散らばるたくさんのスポーツ。報道、観戦、支援、選手・・・。彼らは「早稲田のスポーツ」というスポーツで一つにつながっています。しかしそれぞれが出会うことは稀です。

もっと出会えるはずです。

同じ早稲田の学生として、対等に出会い、高めあえるはずです。凋落が言われる現在の早稲田のスポーツ。それと対比されるかつての早稲田のスポーツにあったもの。それは栄光の戦績ではなく、すべての学生の一体感だったのではないでしょうか。それはスポーツのあるべき姿です。

私達の出会いが生み出した新しいメディア。ここをフィールドに、私達は早稲田のスポーツに関わるすべての人の出会いを演出します。そして新しい何かが生まれるはずです。早稲田のスポーツをもっと強く、みんなに楽しいものに。プロジェクト名、「Waseda Will Win」。私たちは勝利を、たくさんの出会いと一体感を、そこで起こる新しい何かを・・・、勝ち取れるはずです。

私達は、スポーツによって、スポーツのために、早稲田のスポーツを一つにします。

2000年(平成12年) 11月24日
TEXT=Hiroyuki SAKAI(初代代表)


名称の由来

WWWプロジェクト初代副代表・神原一光が所属した庭球部。その部章にある「WWW」の文字。「Waseda Will Win」を意味する。1902年(明治35年)の創部当初から庭球部は「早稲田が勝利する」ことを信じ、日々練習に励んだ。「早稲田スポーツの"未来"を創造しよう」というこのプロジェクトに「共振」するこの言葉を採用した。


メンバー

ワセダウィルウィンプロジェクト メンバー(OBOG)一覧


実績紹介 1: 早稲田のスポーツ応援サイト WasedaWillWin

Ver.1 (2000〜2001)

Ver.2 (2002〜2016)

学生スポーツのメディアといえば学生スポーツ新聞、という時代に、インターネットの力で新たな発信や企画を行うべく立ち上げたWebサイト。

結果だけでなくプロセスを伝えることや、比較的マイナーなスポーツなどにも光を当てることを大切にしながら、密接な取材に基づいたレポート、特集、インタビュー、連載を継続的に掲載。また、ツイッターの先駆けのような「1行情報」や掲示板、イベントガイド、写真集、選手自身による連載など様々な試みを行いました。


実績紹介 2: フリーペーパー WasedaWillWin Start!

WasedaWillWin Start! Vol.1:
2001年(平成13年) 4月1日発行

WasedaWillWin Start! Vol.2
2001年(平成13年) 12月15日発行

プロジェクト始動当初に制作し、無料配布した雑誌。日本代表の学生アスリートから知る人ぞ知る選手までのインタビューや、各種コラム、早稲田のスポーツを楽しむためのガイドまで、多角的な視点から制作されました。

学生のみですべての制作や広告協賛集めなどを行い、学内などで約6000部を配布しました。


実績紹介 3: イベントなど

イベントの実施(共催)や開催協力

Webや雑誌だけにとらわれず、活動理念を実現するための様々な方法を柔軟に模索するのが本プロジェクトの方針でした。そのため、代によってはイベント開催なども手がけたり、他団体との協力を行なったりしました。

アーカイブ

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